2006年12月09日

私と言う現象は・・・その4

それは、それは、相当な難産だったらしい。

「こりゃあ、双子かも知れませんなぁ」
医者が冗談を漏らすほど、大きな赤ん坊だったし、これまでも何度か、せっかく授かった命を、この世に結び付けることなく失ってきたものだから、
(何としても、この子だけは・・・)
母親の「雅子」も必死だったらしい。

そうして大塚陽一は、昭和46年3月16日の明け方、熊本県で生まれた。

父親の「忠勝」も、三十を越えて、初めてもうけた跡継ぎの男児だけに、
(たくましく、強く、大きく育ってくれ)
その思いを込め、太陽の陽に、一番の一で、陽一と名づけたと言っていたが・・・

母親「雅子」が一度、
「それがねぇ、あんたが生まれるまで、何人も流れたろ?あたしも今度ばかりは、と思って必死でね、色んな友達とか、色んな人に相談したりしてね、そりゃもう必死やったよ」
なんでも義母からは、
「あたしゃ、6人するするっと産んだばってんね」
陽一の父忠勝の兄弟からは、
「お義姉さんには、早く大塚本家の立派な跡取りば、産んでもらわんといかんけんね」
などと、常にプレッシャーをかけられていたのが余程辛かったらしく、
「みんなから勧められるままに、色んな宗教に連れて行かれたり、お守り買ったり、厄払いしてもらったりしたねぇ・・・」
丁度陽一を身篭った時、某学会の熱心な信者である友人某に、言われるまま、経典の様なものを開いたら、
『釈迦の誕生』というページが開いたものだから、友人の某は、興奮して、
「あらぁ〜!雅子さん!あなた素晴らしいわ〜。この子はきっと、お釈迦様の申し子よ。絶対無事に生まれるわ〜!」
ということで、その宗教の教義で、『釈迦の申し子』と認定(?)された子供に付ける名前リスト(?)の様なものを見せられ、
「その中で、陽一っていう名前が、一番よかったけんね〜」
と、名付けた理由の秘密を、こっそり教えてくれた事がある。

この母親が、なかなかの変わり者で、今では、育児の世界では当たり前となっている情操教育を、昭和40年代当時に心がけていたり、
昭和50年代に、成功哲学の世界的権威ポール・J・マイヤーのパーソナル・モチベーション・プランニング・システム(数百万相当のもの)を購入して勉強していたり、
数々の資格を、独学で取得し、特に「産業カウンセラー」の資格を取得してからは、各所でセミナーを開いたりしている女傑といってもいい存在だった。
もともと勉強好きだし、末っ子で、おしゃまなところもあるので、周りもよく慕っており、
「何かあったら大塚さんに!」
「大塚さんに相談すれば!」
と、よく電話や、直接出向いて相談に乗ったりしていて、周りから頼みに思われる性質だった。

こう書くと、何事もキチキチッとしているように思えるが、夫である、陽一の父「忠勝」いわく、
「なぁに、あれ(雅子)は、自分の興味の対象以外は、ボケ〜っと、抜けまくってしまって、あれの会社も、よく仕事任せられるな〜と感心する位、普段抜けとるからな〜。ま、そういう抜けた性格やから、祖母さん(忠勝の生母、陽一の祖母)と、うまくやって行けるんやろうけどな」





私と言う現象は・・・その5につづく

どうも、大塚陽一です。
今回は、突然小説形式で、失礼しました。

実は、前々から「私という現象は・・・」と題しまして、
私自身の詳しいプロフィール的なものを、書いてきていました。
「その2」で、父のこと。
「その3」で、母のこと。

そしていよいよ、自分の事を・・・と思って、何回もトライしてみたのですが、




ダメ(#^▽^;)ノ

どうにも筆が進んでくれません。


そこで、思い立って小説形式にしてみたら、思いのほかスムーズに書けたので、ちょ、と今後は、小説として書いてみようかと思ったのです。

これまで通り、私以外は仮名です。
しかも、小説形式なので、時代と実際の我が身に降りかかった出来事の時間軸がずれたり、(私の知人全員に、発表の了解を取るのは不可能なの)表現をぼかしたり、逆に多少脚色することもありますが、基本的には、事実から大きな逸脱はしないように頑張ろうと思います。

しかしながら、文才のない私なので、記憶を辿るといっても、そこは、小説。登場人物をしっかり管理しきれるか、分かりません^^;
しかし、いずれにせよ妥協せず、全力で書いていくつもりですので、ご理解いただけるとありがたいです。

突然小説が始まったので、面喰われたでしょうが、まぁ、よかったらお付き合い下さい。
宜しくお願いします。m(_ _)m
posted by 大塚陽一 at 00:08 | Comment(0) | 私という現象は・・・
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