2006年12月13日

今年の漢字「命」

2006-12-12.jpg
歳末恒例となっている、一年の世相を表す「今年の漢字」に「命」という字が選ばれましたね。



今年は、親が子を、子が親を殺害するという家庭内での傷ましい事件。
また、飲酒運転により幼い命が犠牲になる悲惨な自動車事故などが多発しました。

海外でも、イラクをはじめとする中東で頻発する自爆テロなど、この一年で日本を問わず世界中で不条理に奪われ、失われた「命」は数知れず、その軽んじられた「命」の数は枚挙に暇がありません。

もっとも、その一方で皇室では41年ぶりの皇族男子となられる悠仁さまという新しい「命」のご誕生という国民的な慶事があったのも確かですが・・・



そういったことが、「命」を選んだ理由でしょうね。
京都の清水寺で、森清範(せいはん)貫主が特大の色紙に揮毫(きごう)する姿がテレビ映像で流されていましたが、貫主も「想像していたのとは違ったが、命を選んだのには現在の苦しみが潜んでいる」とコメントされていましたね。


素晴らしい言葉なのに、「悲しみの象徴」としての選出理由とは、非常に寂しいことです。

しかし、今年一番「命」と言われて印象に残っているのは、小学生や中学生の校内いじめに起因する年少者の自殺や、そんな生徒の命を守るために指揮を取るべき学校長の自殺が相次いだこと。



そうです。自ら「命」を絶つということ。



この「命」という感じですが、漢字破字法で分解すると、



という3つの感じから成り立っているのが分かります。
つまり、「命」とは、「人を一番叩く」ということになります。


鉄は、「熱いうちに打て」という諺があるとおり、打って鍛えて、はじめて良質の鉄ができるのです。
寒さが厳しくなればなるほど甘みを増す冬野菜もしかり。
武術・武道のつらい修行もしかり。


困難や、問題を、自分で解決し、乗り越えて初めてレベルアップできるように出来ているんです。
そういうシステムなんです。

「命」というのは、そういうものなんだ。

そう思えば、いざ、トラブルが来ても、
「よしよし、このトラブルは、どんなレベルアップのためのチャンスかな?」と、思って立ち向かえるのではないでしょうか?



ちょっとのトラブルで、絶望して欲しくないです。

親も、先生も、友達も、このことを良く考えて、回りと接していって欲しいと思います。




必ず、道は拓ける。
諦めてはいけない。
もともと、あなたのためにトラブルは起こり、乗り越えるためにトラブルはある。





最後に、俺の敬愛する故ケネディ大統領の言葉を紹介したいと思います。

「漢字では、危機(クライシス)という言葉は、危(ピンチ)と機(チャンス)で出来ている」




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