2006年12月30日

透視、千里眼、お告げについて・・・その2

前回は、

@私が超能力透視などを否定する考えを持っているわけではない。
A考察・考証の上、肯定できない分は否定し、否定できないというか肯定する分は肯定する、いわば「懐疑肯定派」というスタンスに近い。
Bしかし、超能力や透視という立証が難しいことを利用してペテンにかける詐欺師は、許せない。

というところまでお話しました。



なぜならば、透視やお告げを行う人たちの中には、利益を得るために、故意に嘘をつき、ニセモノを本物と偽る悪質なペテン師が存在するからです。
そして、逆に悪気など全く無く、良かれと思って透視やお告げを行っている人もいますが、そういった人が、故意でないにしろ、結果的に相談者をペテンにかけているケースも多いのです。



まずは、確信犯的に相談者をペテンにかける人たちについてお話します。
今流行っている細木数子女史や、ほとんどの新興宗教が、これに当たると私は思っています。
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あ、その前に、数名の方たちからの助言もあってのことなので、念のためお話しておきますが、これから述べる考えは、私個人の考えであって、あなた方に押し付けるものではありません。
ただ、私の考えをひとつの考え方として記憶の片隅にでも留めておいて貰えるのがいいのではないかという考えは、確かにあります。
それは、いずれあなたが、今から述べるような境遇になって、判断や決断を迫られた時に、あなた自身やご家族に一番よいと思われるチョイスをして欲しいと言う事と、逆に信じるなら信じるで、最後まで後悔の無いようにしてもらいたいという考えからです。
結婚詐欺師が、詐欺ろうと思っていた相手に本気で惚れてしまったという話を聴いた事があります。
詐欺でお金を大量に騙し取られた人が、それでも自分が惚れた相手だから、と納得して無くしたお金にこだわりを持たなかったという人もいたそうです。
自分の人生を自分で納得できるように生きることが肝要かと・・・
そのためには、やはり手口を知っておかなければなりません。
その上で、
承知で騙されるも良し。
相手を論破するも良し。
私は、そう思います。





本題に戻りますね。

彼らは、彼らが知らない筈の、相談者の過去を当てて信頼を得て、将来を予知することに対して対価を得ます。
この対価は、ぶっちゃけ成果が出なくともよく、将来を予知したと言うこと自体に対して支払われる対価なのだというのがミソ。
予言や予知が外れると、その相談者自体の「信心が足りない」とか、「努力が足りない」とか、「気付きのために、敢えてこういう結果になった」とかいう証明しようのない言い訳を言います。

しかし、相談者はその時には、全面的にこれらの詐欺師を信じているため、反省してさらにお金を積んだりします。



そもそも、最初に過去を当てるところから信仰が始まるのですが、
そもそもこの詐欺師連中は、相談者の過去を当てるために、今流行の
コールドリーディング」と
ホットリーディング」という手法を使っているだけなのです。



コールドリーディング」というのは、誘導尋問と私は認識していますが、有名どころで言えばシャーロック・ホームズ古畑任三郎刑事コロンボ交渉人真下正義辺りが得意なテクニックです。
事前の準備なしに相手のことを色々言い当ててしまうテクニックなので、セールス接客恋愛などに幅広い応用できるテクニックとして今や本屋さんにも専門的な書籍がいっぱい並んでいますね。


ホームズほど、頭が良くなくてもできます。だってやり方やコツを覚えるだけだから・・・(^▽^;)



たとえば、占い師や宗教に相談に来る人の悩みは、大体「恋愛」「仕事」「金銭」「人間関係」「健康」の五つの中のどれか、もしくは、いくつかの悩みを複数合わせて持っています。

その前提で、更に相手の性別、話し方、服装、身につけている装飾品、表情、見かけの年齢、癖などを元になんとでも取れるような質問を繰り返しながら強い反応が起こるポイントを探し出します。
同時に勝手に相手から漏らしてくれる情報で、仮説に肉付けして絞り込んでいきます。 (慣れている人であれば電話相談でも、話し方や「間」などで絞り込むことができるそうです!)


具体的に言うと、年齢の高い方であれば、

「あなたは最近、体力が衰えてきましたね」
「う〜ん、そうですねぇ同じ年代の方たちの中ではまだまだ、あ、でも最近視力が・・・」
「やっぱり!」

という風に「視力が衰えてきた」という情報(^▽^;)を得たり、

「あなたは生き物を飼っていたことがありますね」
「そういえば、小学校の頃ハムスターを飼っていました」
「やっぱり!ハムスターが寂しがっています」

とか(^。^;)

「ご家族のことで気になることがありますね」
「え?う〜ん(しばらく考えて)そういわれてみれば、最近お母さんが病気がちで・・・」
「なるほど、お母さんだったんですね!さっきから女性の声で・・・」

なんじゃ、そりゃ(ー0ー;)



「あなたは最近何か失ったものがありますね」
「はい、母を亡くしました」とか「いや、別に・・・彼女と別れたくらいしか・・・」
「それです!」
みたいな・・・(^。^;)



「あなた、今日来てよかったね。もし今日来ないでいたら死んでたよ!まず、頭の部分にモヤがかかってるね〜あ!心臓も大分弱ってるよ。最近疲れやすいだろう?」
「え?いや、別に疲れやすくはないですよ。若い頃から一晩寝たら回復するタイプなんで・・・」
「今はね!自覚症状が出てないだけなんだ!このまま放っておくと、突然ポックリ行くよ!」




(ー。ー;)



次に「ホットリーディング
こちらは、「コールドリーディング」よりも手堅く、事前に情報を手に入れておいて、さも、透視で知ったような風にするというものです。



例えば、私の大好きな007シリーズ第3作目「007/ゴールドフィンガー」の冒頭で、ゴールドフィンガーが、カモと賭けトランプに興じていますが、ゴールドフィンガーは、カモをホテルの建物側に座らせて、秘書にホテルのベランダから望遠鏡でカモの手札を覗かせて、どんな手札を使うか逐一携帯ラジオに情報を流させて儲けています。
これも「ホットリーディング」と言っていいと思います。



新興宗教は、知人や友人、家族の紹介で入信するケースが多いでしょうが、それは、事前にその知人や友人、家族から得た情報を、さも神様から教えてもらったという風を装って相談者をびっくりさせます。
それだけでもすごいのに、時には相談者のバッグや上着を預かって、その中から身分証や会員証などを抜き取り、情報を入手することもあるといいます。



また、相談者の家に潜り込み、指輪を暖炉の隙間に隠しておいて、後日相談者が失くし物の在り処を尋ねにきたら(電話でもいい)、超常的なチカラで情報を得たように装って、「指輪は暖炉の裏にある」と告げるという手法もあるそうです。
これで、狂信的な信者の出来上がり〜(^▽^)



これは、救いを求める相談者の「本物だ」とか「本物であって欲しい」→「これだけの力があれば、きっと救われる」という気持ちに付け込んだ憎むべき犯罪です。





次に、本人はペテンに掛けているつもりではない、良かれと思って透視や千里眼、予知を行っている人たちについての考えを述べます。



そういう悪気のない彼らも、無意識でしょうが、「コールドリーディング」のテクニックは使っているでしょう。
ただ、詐欺師たちと決定的に違うのは、相談者に心から同情し、助けたい救いたいと熱望している事です。

しかし、それでも結果が不幸を招く恐れがある以上、私的にはあるライン以上は、許されないことだと考えています。

あるラインというのは、助言アドバイスを越えて「神」や「それに匹敵する高次元の意識を持つ生命体」の名の下に、道を指し示すレベルの行為のことです。

ちょ、と複雑で、説明し難いのですが・・・
つまり、新興宗教なんかは、良心的な団体だったとしても、思いっきりブッブ〜!です!!
スピリチュアルカウンセラーの江原啓之氏や美輪明宏氏は、かろうじてこのラインは維持してあるので、「有り」だと、私は考えております。


さて、また長くなるのでつづく・・・いつもつづいてばかりでごめんなさいm(_ _川)m

ただ特に細木数子女史に関しては、ネットでも充分情報はあるので、じっくりお調べになる事をお奨めします。






posted by 大塚陽一 at 12:10 | Comment(0) | ご多忙パパのリスクマネジメント
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