2007年01月16日

不都合な真実/An inconvenience truth



リアルの知人や以前発行していたメルマガ読者だった方は、私がいかに彼をヒイキにしているかご存知でしょう。



そう、彼。


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「一瞬だけ米大統領になったアル・ゴア」氏です。



2000年の米大統領選で一度は「ゴア氏勝利!」と報道されながら、フロリダ州の得票数再集計がなされ結局ブッシュに僅差で敗れ、落選が決定したあのゴア氏です。



元々私は、副大統領時代の実績や公約を評価して彼をヒイキしていた訳ではなく、ライフワークともいえる環境問題に真剣に取り組むその姿勢に感服していたのです。
(母が所有していた彼の著した「地球の掟」という本との出会いからです)




もしかしたら、あなたは副大統領時代に「情報ハイウェイ構想」を提唱したゴアが「環境問題」と言っても、ピンと来ないかも知れませんね。

しかし彼が「環境問題」に危惧を抱き始めたのは政治家になる前(そういえば、ハーバード時代の彼のルームメイトはトミー・リー・ジョーンズだったそうですよ)の60年代後半。

その頃すでに「地球温暖化問題」に取り組んでいた教授に師事していたことと、70年代後半には議会で環境問題に関する初の聴聞会をまとめ80年代には各国の首脳たちと話し合いを始めましたが、何より彼をここまでこの問題にのめり込ませることになった原因は、実は個人的な理由からでした。



最愛の息子さんが、89年に交通事故に合い、生死をさ迷ったことがあり、その時奇跡的に一命を取り留めた息子さんに、未来のある地球を残すために尽力して行くと決意したそうです。





前置きが長くなりましたが彼が、「地球温暖化防止」をテーマに、アメリカを中心に世界中で地道に1000回以上行ってきたスライド講演を収録したドキュメンタリーロードムービー不都合な真実」が1月20日(土)から福岡でも公開されます。



不都合な真実/An inconvenience truth」:公式サイト http://www.futsugou.jp/
KBCシネマ北天神ほかにて全国ロードショー  配給:UIP映画
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監督は、「トレーニング・デイ」のデイビス・グッゲンハイム。

制作総指揮は、「キル・ビル」「グッド・ウィル・ハンティング」のローレンス・ヘンダー。

そしてこの映画を観て感銘を受けた多くの人々が「地球温暖化防止」のために行動(公式サイトの「TAKE ACTION(環境への取り組み)」http://www.futsugou.jp/takeaction/index.htmlに書かれている内容)を起こしているそうです。





興味がある方は、映画に先駆けて本が出版されているので、ぜひ手に入れて下さい。

オールカラーページで、読み易く、分かりやすい本です。

学校で教材としても使えそうな感じです(^▽^)

実際に使用されている貴重な映像や膨大なデータは、全て(IPCCなどの)科学的データに基づいたものだそうです。

ドキュメント独自の迫力、リアルの説得力に居ても立っても居られなくなる筈。





映画も、ゴア氏自身が足で集めた貴重な映像や膨大なデータが込められたスライドを通してプレゼンテーションが展開され、エンタテインメント性のあるパフォーマンスや訴求力など観ている人を惹き込み飽きさせることの無い氏のカリスマ的なトークも秀逸だそうです。


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予告編を観ただけでも、

水が干上がり砂漠化した湖。

氷の溶解で40%も縮小した北極。

氷を探して溺死している北極グマ。

海面上昇で沈む南の島。

海中に沈むワールドトレード・センター・ビル





恐ろしいです((゚Д゚;))ガタガタ




しかし、この 「不都合な真実」というタイトルは、どういう意味でしょうか?


映画には、90年代初め環境保護の重要性を訴えているゴア氏に対して、当時大統領だったパパ・ブッシュ陣営が「環境保護を訴えるなんて、この男は人類の敵だ」と決め付けた発言等も登場するようです。


そして、ブッシュ政権は「地球は温暖化していない」とし、京都議定書(Kyoto Protocol [Treaty] /1997年に京都で開かれた地球温暖化防止京都会議で採択された)を未だに批准していないそうです。





・・・ねぇ。





最後に、私好みのとても面白いコントを見付けたので紹介しようと思います。

この映画の宣伝のためにゴア氏が「サタデーナイト・ライブ」に出演した時のコントだそうです。





「もし、ゴアが2000年の選挙で大統領になっていたら、2006年の世界はどうなっていたか?」

http://algore.org/index.php?option=com_content&task=view&id=374&Itemid=81


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こんばんわ、アメリカ国民の皆さん

2000年の大統領選挙で第43代アメリカ大統領に選ばれてから、責任の重さを忘れたことはありません。そして、今まで数々のことを成し遂げてきました。しかし、解決すべき問題は少なくありません。



大統領に就任してからの6年間で、私は地球温暖化を食い止めることに成功しました。

しかし、それが逆効果を起こすことは思いもよらないことでした。

6年前には溶けつつあった氷河が、今は我々を脅かしているのです。



ご存知のように、氷河はすでにミシガン州とメイン州の北部に達しています。

しかし、ご安心ください。

我々は氷河になど決して屈しません。



さて、今日、2006年5月、我々はいまだかってないオイル・ショックに直面しています。

ガソリンが余り過ぎているんです。

私は、自動車の燃料を産業廃棄物から抽出するエネルギーに切り替えましたが、このような事態は予測できませんでした。

私は、石油価格の下落で苦しんでいる石油業界に緊急援助をしたいと思います。

もし逆の立場だったら石油業界は社会に貢献してくれるでしょうから……。





以上です。

本当にゴア氏が大統領だったら・・・歴史に「if」は厳禁ですが、「911」は起こらなかったかもしれないし、「イラク戦争」もなく、死傷者も居なかったかも知れません。

だからこそ、ダブヤ氏が当選したんでしょうけどね(´△`;)



あ、そうそう、

本日1月16日(火)「NEWS23」では、アル・ゴア氏を招いて「地球環境スペシャル(仮題)」と題した特別番組を放送予定だそうです。

詳細についてはこちらをご覧ください。

http://www.tbs.co.jp/news23/your_voice/070116.html




posted by 大塚陽一 at 17:05 | Comment(0) | ご多忙パパのリスクマネジメント
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