2007年02月04日

プロのプライベートとは?

私は人材教育を生業としている関係上、毎日のように沢山の人たちと接しています。

接する人たちのほとんどは、これから接客サービスプロとして頑張ろうという人々です。

これからプロとしての人生をスタートするぞ!という段階の研修で、必ず尋ねる事があります。

それは、「プロとは?」ということです。



あなたは、「プロフェッショナルとアマチュアの違いは?」と訊かれたら何と答えますか?



はい。

きっと報酬のあるなしに関連する答えを考えることでしょう。

研修生のメンバーも大体三分の一程度のメンバーが、そう答えます。

もちろん、正解です。



プロ野球とアマチュア野球に例えると分かり易いですね。

プロ野球選手は、プレイして結果を出す事で、結果に応じた報酬を得ています。


ですから結果に責任を持たなくてはなりません。




では、プライベート


プロのプライベートとは、どういう時のことだと思いますか?





考えてみて下さい。







どうですか?







勤務時間外というのではありませんよ。







分かりました?








では、答えを言いますね。








それは、
それは、他人の目の届かない時のことをいいます。



労働組合の人や、労働基準局の人が目の色を変えそうな話しですが・・・



よく、芸能人やプロ野球選手が、街角でファンに発見された時、


「今、プライベートだから・・・」


と言ってサインとか写真を断ったりするじゃないですか。


あれは、プロとして恥ずかしい事だと私は思っています。




なぜ?って・・・プロだからとしか言いようがありません。



例えば、あなたがいつも行くレストランのスタッフが、勤務外の時間帯に道を歩きながら道路に唾を吐いているのを発見したら、あなたはどう思いますか?


あなたの大好きなプロ野球チームのエースが、煙草の吸殻を平気でポイ捨てしていたらどう思いますか?


あなたの大好きなタレントさんが運転する車の前へ、急に飛び出してきた歩行者に向かって怒鳴っていたら、どう思いますか?



それが例え公休日であろうと、ファンやお客様からみればプロ野球選手であり、タレントさんであり、レストランの従業員さんなんです。


プライベートだから、という無自覚な行動が、自分にプロとして報酬を発生させているクライアントの不利益に、どうつながっていくのか・・・ということをしっかり考えていなければプロとしては失格だという事です。



誰もが権利を主張する時代に、おかしい極端にイカレた偏った考え方でしょうか?



しかし、元々の日本人は古来よりこういう粋な考え方をしていました。







武士は喰わねど高楊枝」という言葉を、現代の人々は空威張りだとか虚栄心を満たすための痩せ我慢だとか辛辣な受け止め方をしていますが、実はそうではなくプロとしての人前での心得を現す言葉に他ならないのです。



私は、こういう考え方が清々しくて大好きです。



こういうプロでありたいと、常に願い心がけています。



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