2007年02月27日

心配しなくても、あなたの思った通りに育ちます

はい。

もうタイトルの通りです。

心配しなくても大丈夫。

それが部下でも、我が子でも、教え子でも、あなたの想い描いたとおりに育ちますから。





名著「7つの習慣」に、著者であるスティーブン・コヴィー博士の興味深い体験が書かれています。





コヴィー博士の息子の一人が、学校にうまく適応できず成績もかなり落ち込んでしまいました。

その息子は、人と接することにおいても未熟で、またスポーツも苦手な子供でした。

コヴィー博士は、何とか息子を助けたいと必死になりました。

息子が前向きになるように「頑張るんだ!絶対にできる!」と励まし、息子が少しでもうまくできた時には彼が自信をもてるように「いいぞ、その調子だ!」と励ましました。

他人が笑おうものなら、「からかうんじゃない。息子は頑張っているんだから」と怒りました。



コヴィー博士は、息子を支え、サポートしようと努力しました。

しかし、息子は完全に自信を失ったままでした。

コヴィー博士の努力は、まったく報われませんでした。



そして、コヴィー博士は、ある事に気づいたのです。

「息子に対する自分の見方に問題があるのではないか?」と。

コヴィー博士は、自分が心の奥底で、「息子は基本的に劣っている。或いは、何かが足りない」という意識で、息子を見ていたことに気づきました。

「自分が助けてやらないと、息子は自立できない」という見方で、息子を見ていたのです。

「だから、自分の努力が報われなかったのだ」と気づきました。

表面的な行動や言葉をどう変えてみても、息子に実際に伝わっていたメッセージは、



「おまえにはできない。だから、おまえを守る必要がある。」というものだったのです。



そこで、まず「息子に対する見方」を変える必要があると気づいたコヴィー博士は、息子の独自性と可能性を信じるよう決意し、彼の邪魔をしないようにしました。



親として、息子を信頼し、尊びました。



こうして、息子に対する見方を変えた結果、息子には次のような無言のメッセージが伝わりました。





おまえを守る必要はない。おまえは、十分にやっていける





その結果、息子は自信に満ち始め、勉強においても、友人関係においても、スポーツにおいても、目を見張るほどの成長を見せたのです。

何年か経って、彼はスポーツでは州のベストプレイヤーに選ばれ、学校ではクラス委員に選出されたのです。

(以上、「7つの習慣」キングベアー出版より抜粋して要約)






教育心理学者のローゼンタールは、教師の期待や働きかけが生徒のやる気に影響することを実験で証明し、これをこの神話にちなんで「ピグマリオン効果」と名づけました。

これをマネジメントに援用したものが「ピグマリオン・マネジメント」といわれています。

部下の能力を引き出し、業績が上がるよう叱咤激励するのがマネジメントという認識が一般的でしょうが、実は、「人を育てる秘訣・極意」というのは、部下への期待と信頼だということです。

※ピグマリオンとは、ギリシャ神話に登場する彫刻の名人で、彼は自分の彫った美女の像に恋し、ついには神からその像に命を与えられたというストーリーから命名されました。




そうです。人は期待に応えるものなのです。





「あいつぁダメだ!」


「やっぱり、ダメだったな!」


「だから、お前はダメなんだよ!」






今、あなたが信頼しなければならない人は誰ですか?

今、あなたが期待すべき人は誰ですか?





経営の神様と言われた松下幸之助さんは、成功の秘訣を聞かれた時に、「学歴がなかったので、誰もが偉く見えた。社員を尊敬できた。」とおっしゃったそうです。



今、あなたが尊敬すべき人は誰ですか?





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