2007年05月26日

5つの「ジンザイ」について・・・その三「人罪」

次に「人罪」はそのまま「罪」(つみ)となります。

その存在自体が「罪」=周りの迷惑となる人の事です。

具体的に言うと、気分次第で生徒を怒ったりする先生とか、機嫌次第で周りに居るメンバーが気を揉まざるを得なくなるようなお天気屋さんとか、いつも不平不満ばかりを撒き散らす人、ちょっと前話題になっていた「騒音おばさん」とか、自宅をゴミ屋敷にしてしまう人もそうですね。



こういう例を挙げると、みんな「ああ、そうだよね〜」と納得してくれます。



だって、誰から見ても「人罪」ですもんねぇ?

しかし、今例に挙げた本人たちは一瞬たりとも自分の事を周りに迷惑かけているとか、自分が悪いとか思っていないはずです。



逆に自分の方が被害者とか、止むに止まれぬ理由があってあんなことをしたんだとか言います。

あなたは、そんな彼らの言い分を聞いてどう思われますか?





この「人罪」という存在は意外にも、あらゆる場所で主流となっています。

主流とはどういう意味かというと、要所要所に居るといいますか・・・企業であれば、役員や各部署の長として、プライベートの集まり、例えばサークル活動やご近所付き合いの仲間たちの中でも、この「人罪」が、他のみんなを引っ張っていくような、旗振り役のような存在となっています。

なぜならば、「人罪」と「人財」の差は紙一重だからです!

「人財」である人は才能があり、センスも知能も高いため、常に目立つ存在になり、また周りの人が追従したくなる魅力も持っています。だからこそ天狗になり易く、容易に「人罪」になり易いのです。

「人罪」は、能力が高いだけに発言権もあり、回りへの影響力も極端に強い。

しかしながら利己的で我が強く、行動基準が損得勘定のみ。

いや、最初はロイヤリティに駆られての行動でも、視点は自分中心の視点から脱却できないので、結局は自分勝手で、独りよがりの結果を求めます。



特に、企業内においてテクニカル・スキル(技術的能力)が極端に高く、ヒューマン・スキル(人間力)が極端に低い「人罪」という存在は、組織体が第一に排除すべき存在であるにも拘らず、人一倍数字を上げ、結果を残している存在であるので、トップはなかなか解雇に踏み切れない存在でもあるのです。



企業内ではほとんどの社員が「自分は、この程度の会社に居ていい人間ではない」と思っているものなのですが、特にこの「人罪」は、その度合いが激しく、周りの者も巻き込んで離さない磁力をもっているので要注意です!

posted by 大塚陽一 at 13:22 | Comment(0) | 人財共育の手引き
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
RDF Site Summary
RSS 2.0
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。