2007年06月21日

「大和」を以って貴しとなす

以前、お伝えしていたとおり、別ブログを立ち上げましたので、ここにお知らせします。

内容は、以前から当ブログでも、時々触れていたような日本や日本人のアイデンティティに絡んだ部分が中心になってくると思います。

また、当ブログで以前取り上げた内容や記事も加筆訂正のもと、アップしていく事になりますし、当ブログと記事を共有することも発生するかとは思いますが、その辺りは、ご理解とご協力のほど、宜しくお願い致します。



そのブログタイトルが、『「大和」を以って貴しとなす』↓となります。
http://yamatism.blog109.fc2.com/



「私は貴方の意見には反対だ。しかし、貴方がそれを言う権利を、私は命にかけて守る」
ヴォルテール(思想家)


という思いを忘れることなく、続けて行きたいと思っています。



このブログタイトルは、勿論、西暦六〇三年に聖徳太子が制定した我が国最初の成文法である『一七条憲法』、その第一条に掲げられた「和を以って貴しとなす」から来ています。


以前も触れましたが・・・




聖徳太子は、これを人倫の究極の目的にされたそうです。

「和」という文字を辞書で引いてみると、
【やわらぐこと、過不足なく宜しきにかなうこと、おだやか、のどか、あたたか】などと記されています。


この中の「過不足なく宜しきにかなう」という件に、「和」の持つ本当の尊さがしみじみと分かるような気がします。


この「過不足なく宜しきにかなう」こそ「和を以って貴しとなす」で掲げる「和」なのです。


そしてこの文字が持つ世界に到達することは、決して生易しいことではないことも改めて感じます。



よく、この「和」をイコール「談合」として悪しきことと決め付ける人もおられますが、ここで言う「和」は、意見が対立したら足して二で割るような「和」や、多数決で人数の多い方の意見を採用する数の暴力をあまんじて受けるような「和」ではありません。


「過不足なく宜しきにかなう和」、つまり皆が「内省」している「人財」同士として、徹底的に切磋琢磨の議論をすることなのです。


「内省」する者同士が、互いに意見の優劣を競うのではなく、同じ方向を向いて、同じモノを目指して和らぎ睦まじく、とことんまで話し合いをすれば、道理に適う正しい意見が見出され、成し遂げられないことはないということですね。



そういう「和を以って貴し」とするやり方を、我が国の政の根本に置いたのが聖徳太子なのです。




その聖徳太子の遺志を受け継いで・・・ということではなりませんが(^^;)

日本国を象徴する「大和」という言葉とくっつけて、ブログタイトルとしました。



この日本という国について、自分の祖国として認め、前向きに論じるブログタイトルとして、これほどマッチしたタイトルも他にないと思います。


さて、「貴し」には「貴重な」という意味があります。


日本という、世界中見回しても、稀有な存在を表すに、これほど適した言葉も他にないでしょう。




元々私を含め、日本人の多くが好む「和を以って貴しとする」という精神は性善説の領域に属しています。

しかし、キリスト教文化(西洋)圏では、人間は「放置すると悪い事を行なうので道徳や教育が必要である」という性悪説に属します。

日本人の持つ「本来、この世には悪い人などいない」という、人に対する過度の期待や、人を頭から信じて疑わないお人好し感覚が、現代の他国の好き勝手さに翻弄される日本の現状を作り出していると同時に、各国の著名人や有識者から愛されてきた民族性や国民性、文化や習慣を作り出してきたのだと思います。



この自分たち日本人のアイデンティティを誤解無く、正しく理解し、自覚するところから始めれば、独自の民族性や文化、習慣を活かしたままで、本当の独立国家としての第一歩を踏み出せるのではないかと思っています。



かつて日本占領軍の長であったマッカーサー元帥が語った「アメリカがもう40代なのに対して日本は12歳の少年、日本ならば理想を実現する余地はまだある」という言は、アメリカでは実現不可能な戦争放棄という理想を日本国憲法で謳ったことから、日本において世界初の平和憲法を実現しようという目論見があったと言われ、それ(戦争放棄という思想)自体が空疎な理想で、実現不可能な絵空事であった事の何よりの証明であると言われていますが・・・


なぁに、まだまだ諦めるのは早いと思いますよ( ̄ー* ̄)




これも、本来の日本人としてのアイデンティティを取り戻した上で、取り組む事によって、初めて実現できる可能性が出てくるものと、私は信じています。



その辺りの根拠となる事例なども、今後少しずつ語っていきますので、楽しみにしておいて下さい。

posted by 大塚陽一 at 15:20 | Comment(0) | お知らせ☆
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