2007年06月29日

憲法第九条

私たちの祖国日本には、憲法上は、軍隊がないことになっています。

しかしながら実際は、あなたもご存知のように、事実上の軍隊=自衛隊があり、その規模は世界でも最高峰といってもいいものです。



現在、日本政府与党は、憲法(第九条)を改定して、これを名実共に本当の軍隊とし、国防の美名の下、堂々と国外にも派兵できるようにしようとしています。

憲法九条は、簡単に言うと国際間で起こった紛争は武力によらず、話し合いで解決すべきであり、日本はそうするという精神です。

したがって、軍隊は必要ないし、持たないと宣言しているのです。 




この非戦を誓う憲法九条は世界の様々なところに影響を及ぼしています。

その一つがスペイン最西端の島、アフリカ大陸の北西沿岸、モロッコや西サハラの沖合い、ちょうど日本の真裏辺りに位置する、大西洋に浮かぶ七つの島、カナリア諸島です。


本国からは遠く離れていますが、スペインを構成する自治州の一つです。

そのカナリア諸島のひとつ、グランカナリア島のテルデ市に「日本国憲法九条の碑」が建てられています。
2006011506JiA.jpg
タイル張り高さ3メートル、幅2メートル。
この碑が建てられている広場は、「ヒロシマ・ナガサキ広場」と名付けられています。

《憲法第九条》

(1)日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

(2)前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

という内容が、スペイン語に訳されて、異国の子供たちが遊ぶ広場に掲げられているのです。

これを誇らしく感じるのは、私だけでしょうか?
a0046462_qV}iKTLLAbv.jpg改憲を望む多くの人の懸念は、要約すれば「外国が攻めて来た時、軍隊がなくてどうして防御できるのか?」ということです。



軍隊がなくて国家が成り立つのでしょうか?



その直接の答えにはなりませんが、

世界には軍隊を持たない国が、すでに27カ国もあるそうです。

ミクロネシア、パラオ、マーシャル諸島、キリバス 、ナウル、サモア、ツバル、クック諸島、ニウエ、ソロモン諸島、バヌアツ、モルジブ、モーリシャス、リヒテンシュタイン、アンドラ、サンマリノ、バチカン、モナコ、アイスランド、ドミニカ、グレナダ、セントルシア、セントビンセント・グレナディン、セントクリストファー・ネビス、ハイチ、パナマ、コスタリカ。 



もちろんこの中のほとんどの国は軍隊を結成維持するだけの国力が無い小国ですが、中でも注目したいのは、中央アメリカのコスタリカという国です。

この国は日本国憲法が実施された翌年の1948年、「永久機関としての軍隊を廃止する」憲法を採択し、それ以来今日まで軍隊を持っていません。

さらに1983年には永久非武装中立を宣言し、近隣諸国が戦争に明け暮れている中で唯一コスタリカだけは戦争がなく、隣国から侵略されることもありませんでした。

かえって争いの絶えない中央アメリカの平和のために努力し、その成果が認められて1985年にはサンチェス大統領がノーベル平和賞も受賞しました。




「軍隊を捨てた時に、外国からの侵略が絶対ないと言えますか?」と問われたら、侵略がなくなるとは言えません。

しかし、国を守る事はできるでしょう。



そもそも、戦争とは何かというと、ジャイアンの「お前のものは俺のもの。俺のものも俺のもの」的精神で、言う事を聴かない奴は、殴って言う事を聴かせるやり方です。

本来なら、ブランコの順番を決めたり、モノを使う場合は貸してあげたりというルールを作ったりして、お互いに協力し合う姿勢があれば、お互いに話し合って互いに納得できる方法で解決できるのですが、それが出来ずに片方の力が強い方が、暴力で我を通す。

それが戦争です。

みんな、そんなジャイアンを心の中では非難していますが、怖くて何も言えず、ジャイアンと同じ理屈で、ジャイアンに舐められないように、ジャイアンに一目置かれるように、軍備に奔走している状態が、今の国際社会でしょう。

子供か!と突っ込みいれたくなる人も居るでしょうが、子供より始末に終えませんよ!





そういえば、日本の周りはジャイアンだらけですね。

いつも

のび太のくせに、生意気な!

って言われてる(TAT;)






予断ですが、

先日我が家の次女「みこと」(2歳児です。念のため)が、私の持っている仕事上の大事な書類を見て、欲しがりました。

普通だと、それを握って離さず、「ダメだよ」と言ったら泣き出したり、駄々こねたりするじゃないですか?

二歳ですから。

しかし、「みこと」は、握ったままで、「うんとこしょ、どっこいしょ、しょれでもカブは抜けません。う〜ん、困ったなぁ、よぉし、おばあさんを呼ぼう!お〜い、おばあさぁ〜ん、はぁ〜い!」と、「大きなカブ」をやって、最後、タイミングを合わせて私が、「みこと」の手からスッと書類を抜いてやったら、

「わぁ〜抜けた」(^▽^)

と。

楽しそうに、「パパの大事っちゃね?(我が家では、子供たちそれぞれの宝物や大事なものを、「〜の大事だから、触らないで」と普段言っているので)」と、そのまま、別の遊びを見つけに行きました。

どうですか?

二歳児でも、こうですよ?






そろそろ我が侭な子供を卒業するべきなのではないでしょうか?





そういえば、住民税は、どうでしたか?





世界の軍事費は年間約1兆ドル(110兆円超!)。

中でも日本の自衛隊費は、世界でもトップレベル(05年度が5兆円)です。

これを環境保護、貧困対策、食糧問題、教育・医療の充実などに回せばどれほど住みよい世界になるか。



政府は第九条を改憲するのではなく、逆に前面に出して、「今こそ成長すべきだ!今こそ変らなければ!」と訴え、日本も、60年間平和憲法を守ってきたリーダーとして世界中の各国を引っ張る存在である自覚を持つべきなのではないでしょうか?






posted by 大塚陽一 at 12:07 | Comment(0) | 独り言
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