2007年07月10日

児童虐待やDV(ドメスティック・ヴァイオレンス)について

以前、「正解を求める心理」↓
http://familyties.seesaa.net/article/47017951.htmlという記事の中で、

現在のほとんどの大人たちは、何が「正解」で、何が「正しい答え」なのかだけを求め、「どう思うか」「どう感じるか」という自分の感情や考えが、まったく無い状況にある。

という内容を述べましたが、これは大変な問題だと思います。



そして、そういう傾向が児童虐待やDVなどと、無関係ではない。いや、むしろ根幹では深い係わりがあるのではないか?と考えています。



順を追って説明したいと思います。



まず、児童虐待もDVも、それを行う者の幼少時代に、原因があるといわれています。

児童虐待の加害者は、例外なく本人自体がDV家庭に育ち、虐待を受けた過去を持っているといいます。



現代は、どこを見ても児童虐待やDVで溢れているように見えます。

では、過去も現在と同じ割合で児童虐待やDVが行われていたのでしょうか?




児童虐待に対する認識度の高さによる発見率が向上した現代と、比べるのは精度を欠くことになるでしょうが、過去の実発見のケースを視野に入れて比較しても、現在ほど多くは無かったでしょう。



では、児童虐待を加速させた原因はなにか?

そして、その原因と「正解を求める心理」との関係はなにか?


その関係を解き明かしてみたいと思います。



ちょと、質問です。



あなたはリモコンの付いていない、ハンドルをガチャガチャ回してチャンネルを合わせるTVを知っていますか?
televi60.jpg


また、ボタンを押すだけで選局できるラジオではなく、ツマミをいじってチューニングしてラジオ局の周波数を合わせて聴くラジオをご存知ですか?
radio_30.jpg


現在、36歳の私は、かろうじて小学生卒業くらいまでガチャガチャハンドルを回してチャンネルを合わせ(Uチャンネルは、UHF専用のハンドルが別にあって、そっちをラジオのチューニングよろしく周波数を合わせ)て観るタイプのTVが有りました。

ラジオは、それこそ最近まで古いトランジスタラジオが残っていて、周波数をチューニングしながら聴いていました。

TVのUチャン(今の日本テレビ系)は、当時小学生だった私には、本当にチューニングが難しくて、なかなか鮮明にならないノイズまじりの画面を、なんとかクリアにしようとハンドルをキュイ〜っと回してみるのですが、なかなか簡単にはいきませんでした(TーT)



ラジオも同じ、番組表を見ながら選局してみるのですが、これもなかなか合ってくれず、ノイズが途切れたので「やっと、チューニングできた(悦)」と思うと、スピーカーからハングルが聴こえてきたり・・・(TへT)

まぁ、慣れるまでは本当に難しいのですよ、これが!



しかし、私たち以降の世代の人たちは、ほとんどがリモコンのTV、ボタンひとつでちゃんと選局できるラジオしか知らない訳です。

TVやラジオだけではありません。

レコードだって、初めて針を落とす時は、ちゃんとできるかどうか、ドキドキしながらやったものです。

しかし、CDは、挿入するだけで自動再生です(^ー^;)

昔はエアコンもダイアル式でした(^▽^;)

電灯も壁のスイッチとかはなく、夜なんか電灯からぶら下がっているヒモのスイッチを手探りしながら、なかなか捕まえられずイライラしたものです。
range2_1.jpg

スイッチひとつの電子レンジも無かったし、洗濯機だって全自動とか有り得ませんでした。
sentak30.jpg


何の電化製品でも、十分使いこなすには、コツというものが必要だった時代です。

それが、その後出てきたリモコンや、「指先ひとつで」という合言葉で出てきたスイッチポン的家電。

これらが出てきた時は本当に便利で、びっくりしました。



勘の良い方は、もうピンと来ていますね!

そうです。

最初、児童虐待やDVは、まだまだ未熟な若い夫婦やその家族内で目立って起こっていたため、未熟さや若さに焦点が当てられていましたが、実は・・・スイッチひとつで思い通りの効果が出せるリモコン・ワンタッチ世代と見事に被っています!



何事も指先ひとつ、ワンタッチ・ワンアクションで、適っていた欲求。

しかし、子供は十人十色、一人一人まったく違います。

抱っこさえすれば泣き止む赤ちゃんもいれば、何をやっても泣き止んでくれない赤ちゃんも居ます。ママの抱っこより、パパやバアバの抱っこの方が好きな赤ちゃんもいたりします。

色々と微妙なケースや、赤ちゃんのタイプ別、ママのタイプ別マニュアルなんてありませんから、一般論の育児書を片手に溜息を吐いて、どんな手段を取っても言う事を聴かない赤ちゃんや子供・・・

彼女や妻とのコミュニケーションも同じです。

「なんで、こんなことで怒るの?」「なんで、こんな事で泣くの?」自分たち専用のマニュアルがあるはずも無し・・・・



「叩いたら泣き止むかな?」

「殴ったら判ってくれるかな?」

「痛ければ、もうしないかな?」




と、極論に走るのは、ワンタッチ世代ゆえの短絡思考の結果ではないでしょうか?

posted by 大塚陽一 at 12:30 | Comment(0) | お気楽育児のススメ
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