2007年07月12日

ぼくが ここに





先週、長女あきらの授業参観と、保護者の懇談会に参加した話をしましたが、その時、とても気になったことがあったんですよ。

それは、校舎内のあちこちに、詩の様なものが張り出してあるのですが、これがなんともホッとするような、ハッとするような、ドキッとするような・・・とにかく、とてもいい詩で、覚えておこうと、詩を詠んだ詩人の名前ともどもメモしていたのですが、その詩人の名前は、「まどみちお」さんと書いてありました。

あなたは、まどみちおさんをご存知ですか?



実は、まどさんは、日本を代表する童謡詩人でした!

その作品は、たとえば、



ぞ〜うさん

ぞ〜うさん

お〜はながながいのね




の「ぞうさん」とか、



しろやぎさんから おてがみついた

くろやぎさんたら よまずにたべた

し〜かたがないので おてがみか〜いた

さっきのてがみの ごようじなあに




の「やぎさんゆうびん」とか



ポケットのなかには ビスケットがひとつ

ポケットをたたくと ビスケットはふたつ




の「ふしぎなポケット



という誰もが知っている童謡を作った人だったんですね〜(^▽^)



いや・・・失礼しました・・・という感じでしたよ。

で、まずは私が心を奪われた詩というのを紹介しますので、見て下さい。


【ぼくが ここに】



ぼくが ここに いるとき

ほかの どんなものも 

ぼくに かさなって

ここに いることは できない



もしも ゾウが ここに いるならば

そのゾウだけ

マメが いるならば

その一つぶの マメだけしか

ここに いることは できない



ああ このちきゅうの うえでは

こんなに だいじに

まもられているのだ

どんなものが どんなところに

いるときにも



その「いること」こそが

なににも まして

すばらしいこと として 






どうですか?

この、自分の存在を尊いものだとする姿勢の、何と清々しい事。

様々な偶然や、様々な事柄が重なって、自分は生かされているんだ。

すなわち、自分が存在しているという事自体が、自分が尊重されていることにつながるんだ。

ということですよね。



以前から私は、最近の「自分探し」だとか「オンリーワン」という風潮に、どこか「自分を他に押し付けている」ような西洋的思想の臭いがプンプンしていることに眉をしかめていたので、スゥ〜っと胸がすく思いでした(^▽^)



ちょと、まどみちおさんの詩集を集めようと思います。

またレビューしますね!





この記事へのコメント
大塚さん,お久しぶりです。

 まどみちおさん知ってますよ。先日たまたま,仕事で牧師さんの講話があって,その時に「ぞうさん」の歌詞について触れていました。その時は,遺伝子の話なんかに発展していましたが,なかなか面白い話の広げ方だなぁと感心したことを思い出しました。
 またレビューするということなので,楽しみに待っています。
Posted by NYCH at 2007年07月13日 20:11
にゃまうちさん、コメントありがとうございます。

週末や、休日はかきいれ時なので、なかなかお返事も返せず、申し訳ありません。

>仕事で牧師さんの講話があって,その時に「ぞうさん」の歌詞について触れていました。

なるほど、なかなか興味深いですねぇ・・・

お仕事で、そういった方々の話を聴けるというのは、メリットですね。
役得と言ったら怒られますかね?(^。^;)

個人的に、にゃまうちさんのお仕事についても興味があるので、またゆっくりお話が聴けるのを楽しみにしております。

まどさんの詩は、さり気ないところが大好きです。

そういう話もしたいですね。

これから、色々と大変になると思いますが、何かあったら、お気軽にご相談下さいね。


Posted by 大塚陽一 at 2007年07月16日 15:56
> 役得と言ったら…

 実はそういう風には考えてなかったです。外部の方から見ると,役得と感じられる部分は多い職場だと思いますが,逆に慣れちゃったり,効果を急ぐあまり,あまり意味無いものに感じて鬱陶しく感じることの方が多いくらいです。
 こういうきっかけでもないと,ありがたみを感じなくなってしまうのかも知れませんね。
Posted by NYCH at 2007年07月19日 22:39
にゃまうちさん。

>逆に慣れちゃったり,効果を急ぐあまり,あまり意味無いものに感じて鬱陶しく感じることの方が多いくらいです。

なるほど、痛い程分かりますよ。
私の職場も、社員の皆が目をかけて、かわいがって、それこそ寝食を忘れて指導したスタッフが、ある日突然何もいわず姿を消したりということが、頻繁に起こります。

私自身、営業していた頃は、クライアントの職場環境を改善しないと・・・と思うあまり、結果クライアントに喧嘩を吹っかけて取り引きを無くしたことも有ります。

みんな、「俺たちのしていることって、何なんでしょうね?裏切られて、それでも今度こそはと信じて・・・」と、自分の無力さを痛感することばかりです。

そんな時に、考えるのは、今は目に見えて効果が現れなくとも、いつか、何かの時に「ああ、あの時あの人が、あれほど目の色を変えて言ってくれていたのは、こういう意味だったんだ」と、伝わる時が、きっと来るはず。
その場に立ち会えはしないが、その種を蒔いたのは、間違いなく俺たちだ。

自分にも、同僚にも、部下にも、そう言っています。

諦めなければ、必ずその日は来ると思います。

世界中で我々だけは、彼等にその日が来ることを諦めずに居よう。そう言い聞かせています。
Posted by 大塚陽一 at 2007年07月20日 21:11
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