2007年08月03日

世界中のこどもたちが〜その2

kidsandgun.jpg
ぼくは2人の人間を殺した。

AK47と呼ばれる小型武器で。

小型武器とは、
ぼくたち子どもでも扱える小さくて軽い武器のことだ。

でも、この武器は僕らの国では作っていない。

ぼくが使っていた武器は外国から入ってきたものだった。

ぼくらのことを
チャイルドソルジャー(子ども兵)と人は呼ぶ。

小型武器を持って戦う兵士だからだ。

でも、2年前までぼくはふつうの子どもだった。

家族がいて友達がいて幸せに暮らしていた。

ある日、大人の兵士が村にやってきてぼくを連れ去った。

ぼくはその日から兵士になった。

ぼくは人の殺し方を教え込まれ戦場で戦った。

逃げようとした友達は大人の兵士に耳を切り落とされた。

ぼくの目の前で友達が殺されていった。

女の子は大人の兵士に乱暴された。

怖かった。

家に帰りたかった。

お母さんに会いたかった。



運よく、ぼくは大人の兵士がいないときに
軍隊から逃げ出すことができた。

村に帰ってきたが、友達は誰もいなかった。

ぼくはみんなに「 人殺し 」といわれ
学校ではいじめられた。

家族や親戚からも怖がられ
前みたいな幸せは戻ってこなかった。

悲しかった。

寂しかった。

あるのは絶望だけだった・・・。

ぼくは何度も死のうと思った。

そして、何度も何度も自分自身に問いかけてみた。

ぼくは何のために生まれてきたのか?

ぼくはなぜ生きているのか?

ぼくは生きる価値がはあるのか?

ぼくにできることはあるのか?



「もし、ぼくに何かできることがあるなら、ぼくには生きる意味がある 」

ぼくはそう思った。

ぼくに何ができるか?



「ぼくとおなじ悲しみを、子どもたちに体験させたくない」

ぼくはそう思った。

ぼくには紛争の「悲しみ」を伝えることができる。

ぼくには平和の「喜び」を伝えることができる。

ぼくには、ぼくにしかできないことがある。



今、ぼくは先生になってそのことを伝えていこうと思っている。

ぼくの夢は学校の先生になること。

むずかしいかもしれないけど
あきらめずに夢を追っていきたい。

       「ぼくは13歳 職業、兵士」より



昨夜、夕食を食べている時に、何からそういう話になったのかは忘れました(多分、妻の作った肉ジャガがあまりにも美味しくてだと思います)が、

「あけちゃん(長女の名前もちろん仮名です)は、(肉ジャガを食べる事ができる)日本に生まれて良かった〜」

と言っていた長女(7歳)に、

「そうやね〜生まれる国によってはあけちゃんと同じ年の子でも、戦争してる子は沢山居るもんね」

というと、目をシロクロさせて、ビックリしていました。



そこで、簡単に上で紹介したメッセージを書いた少年の住む国、ウガンダの話をしました。



小学校で受けている平和教育の賜物で、長女も長男も戦争・・・というより人殺しという行為が、この世に存在する事を悲しく感じているので、テンション激下げしてしまいましたが・・・ちょと、早かったかなぁ〜?いつも戦争や、生死に関する話をする時は、悩んでしまいます。



ちょうど、「ウガンダのこども兵」というサイト↓を見付けたので、興味のある方は覗いてみて下さい。
http://www.lsd.tamagawa.ed.jp/pop/pop8/fujinomaki.htm#_top

image6415983EK_.jpg

本当に・・・日本に生まれたことを感謝せずに居られなくなるような状況です。



やれ格差だの、下流だのと言われていますが、人を殺さないといきていけない訳じゃないですからね。





先日、「世界中のこどもたちが」↓という記事を書きました。
http://familyties.seesaa.net/article/48049259.html

その中で私は、

「世界中の子供たちみんなが、一度に笑うような世界が来る事があるのでしょうか?」

という問いをしました。

そして、

「逆に、世界中の子供たちが一度に泣く世界」を実現するのは、簡単だと書きました。

そうです。

このまま何もしなければ、「世界中の子供たちが一度に泣く世界」の実現は、間もなくな実現するのではないでしょうか?



世界中に15歳未満の子どもは約18億人と言われています。

そして、世界中の紛争地帯で戦う子供兵は、30万人といいます。

こども兵だけで、30万人です。



では・・・

戦争によって泣かされている子供たちは、どの位居るのでしょうか?



こどもは、洗脳し易いから、いい兵士になるそうです。

感覚を麻痺させるために、まず一番身近な心の拠り所である親を自らの手で殺させたりもします。

従順で、地雷原を通る時は前を歩かせられるし、女の子はもちろん男の子でも、大人の兵士の欲求のはけ口として使えるので、重宝します。



こども兵というのは、使い勝手がいいんです。



もう一度、「世界中のこどもたちが」の歌詞を、紹介したいと思います。

果たして、この詩で描かれている世界は、現実的ではないのでしょうか?

人は、イメージできないことは、どんなに簡単なことでも実現するのが不可能です。

しかし、逆にイメージできる事なら、どんなに難しいことでも実現可能なのです。



「世界中の子供たちみんなが、一度に笑うような世界」をイメージできる人が、一人でも増え、何か自分に出来る事から行動を起こすきっかけになれば・・・と思っています。

自分に出来る事からで、いいと思います。

信じましょう。

その日が、来る事を。

そして、それは、私たち次第であることを。





【世界中のこどもたちが】
作詞:新沢としひこ  作曲:中川ひろたか



世界中の子供たちが 一度に笑ったら

空も笑うだろう ラララ 海も笑うだろう

世界中の子供たちが 一度に泣いたら

空も泣くだろう ラララ 海も泣くだろう



広げよう僕らの夢を 届けよう僕らの声を

咲かせよう僕らの花を 世界に虹をかけよう



世界中の子供たちが 一度に歌ったら

空も歌うだろう ラララ 海も歌うだろう







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