まだまだ筋肉痛が、解消されていませんが、今日までビリーのブートキャンプを続けて、いくつかの気付きを得ましたので、それを皆さんにシェアする・・・というよりも備忘録的な意味で、今日は記事にさせていただきます。
まず、前回「ついに入隊しました!」→
http://familyties.seesaa.net/article/47433894.htmlという記事で、「出来ているつもり」で、なかなか効果が出来にくい人が居るという話をしました。
で、もし、あなたがブートキャンプをしていて、ビデオカメラを所有していたら、ぜひパートナーやご家族の誰かにお願いして、あなたがトレーニングしている姿を録画してもらって、チェックしてみる事をお奨めします。
ビデオカメラでなくとも、ひとつの動作ずつを携帯で撮影するのも、全然OKだと思います。
そうすれば、ちゃんと出来ている部分も、出来ていなかった部分も一目瞭然。
トレーナーが居なくとも、より効果的なトレーニングが出来るでしょう。
この手法は、実は企業内での人材育成の場において、よく使われている手法で、業務やオペレーション、ビジネスマナーのチェックシートに、自己評価と上司評価をそれぞれに付けた後、自分の自己評価と、他からの視点で観た上司評価の食い違う部分に注目し、なぜ、そういった乖離が発生しているのかを、本人と上司で話し合うもので、かなり効果が高い手法と言えます。
職場内において、業務のひとつひとつにおける認識は、やはりそれぞれに多少のズレがあるのが、当たり前、しかもそれに輪をかけて人間の「〜つもり」という癖があるので、なかなか口で言ったり、やり方を実践して見せるだけでは効果的ではないことが多いのです。
ブートキャンプのようにコツを聴きながら、正しい動きを真似するだけでも、そうなのです。
さて、ブートキャンプが、優れた自習教材である大きな理由に、ビリーのタイムリーなアドバイスや叱咤激励にあると書きました。
しかし何より、ねぎらいの言葉を言うタイミングが、素晴らしいと思います。
よく職場や部活、まあ色々なコミュニティ内で、「自分は、こんなに頑張っているのに」とか「自分はこんなに、みんなのことを考えているのに」「みんなのためにこんなにしているのに」という「自分は報われない」という気持ちに囚われてしまって、せっかくいいモノをもっているのにクサッてしまう人たちがいますね。
そういう人たちは、ねぎらいを求めていると言えます。
自分がこれだけ頑張っている事を、この上司だけは判ってくれている。
自分がこれだけみんなのことを考えていることを、この人だけは理解してくれている。
自分のこの思いを、この人だけは気付いてくれている。
そういう存在を求めているとも言い換えられます。
こういう存在が身近に居る場合、人は大抵のことには耐えられます。
頑張れます。
ビリーは、こういう心理を十分理解しているのでしょうね。
ひとつのエクササイズを終えた時の、あのビリーの
「
グッジョブ!」
という言葉を聴いた時、涙が出そうになります。
なぜか?
それは、エクササイズ中、きついし、痛いし、ちょとサボりたくもなるんですが、その度ビリーの「諦めるな!」「必ず結果が出る」「ワンモ〜!」という言葉に、「よし、あともうちょっと」「あと、1セット頑張ろう!」と勇気を振り絞って、今の自分の極限まで頑張って、頑張って、頑張り抜いた、その瞬間に「よくやった!」とねぎらってくれるから、グッと来るんですね。
これは、上司にだけ言えることではなりませんよ。
パパさんは、ママさんやお子さんに。
ママさんも、パパさんやお子さんに。
ご家族に。
友人に。
ご近所さんに。
見知らぬ人のコメントやブログ記事に。
常に、他人をねぎらえる人って素晴らしいと思いませんか?
だって、頑張っていない人なんて一人も居ません。
そりゃあ、あなたから見たら、「まだまだ」「全然」「甘えてる」「依存している」レベルの頑張りかも知れません。
しかし、その人本人にとっては、すごい頑張りなことが多いですよ。
ね。
最後に、ビリーズ・ブートキャンプをより楽しく続けるコツを紹介します。
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posted by 大塚陽一 at 11:59
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